株式会社山陽が製造するピット槽タンニン鞣しの上質な革にたっぷりとオイルを含ませて、シボを出した革です。

オイルをたっぷりと含んでいるため、とてもしなやかな革に仕上がっています。
レザークラフトで内縫いの商品を作りたいという人にお勧めの革です。

また、自然なシボもこの革の特徴です。

革にシボを出す方法はいろいろとあります。
革全体に均一なシボを付けたい場合は、
シボ型の鉄板を革に押し付けて跡をつけることで、シボを出します。

大量生産のメーカー製品で使用されている革はこの鉄板型の製造方法で作られています。

しかし、この手法では、革の１枚１枚の個性がなくなり、
全て同じシボ感の革になってしまいます。

革という素材にはそのような「人工的」な加工はいらないと和乃革は考えています。

そのため、この革では、革１枚ごとに異なるシボが出るような加工方法を採用しています。


注意事項

上記の説明を読んでいただければわかる通り、
この革は１枚ごとにシボの出方や色が異なります。

特にシボに関しては、シボの多い革、少ない革があります。

また、半裁１枚の中でもシボがある部分もあれば、無い部分もあります。

商品画像として、いろいろなシボの画像を掲載しておりますので、
参考にしてみてください。


この革は、革の個性を大事にしているため、
和乃革の他の革と比較すると、
革の仕上がり具合にばらつきがあります。

このことを理解していただける方はご購入いただけますと幸いです。

仕上がり具合にばらつきがあるといっても、
色やシボの出方にばらつきがあるだけで、
ピット槽タンニン鞣しの上質な革であることに違いはありません。


この革を使った作品がブログでも紹介されていますので、
参考にしてみてください。


参考作品ブログはこちら